こんにちはTOPLEASEです。
HIPHOPの流行に伴いビートメーカーの数も増える中、手軽にサンプリングを行なった楽曲が配信できるようになりました。
そんな中、サンプリングビートを使う上で心配なのが「著作権」の問題だと思います。
万が一著作権に引っ掛かった場合、その曲の収益化が困難になる懸念、それから訴えられるリスクも考えられます。
かといってサンプリング許諾には時間や手間もかかるし・・・
しかし、今のメインストリームを引っ張るMetro Boominのようなサウンドの再現に憧れる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はサンプリングの許諾を個人で簡単に取れるサービスをご紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで、サンプリングを気兼ね無く取り入れることが可能となり、さらなる制作スピードの向上、そしてタイプビート販売による効率的な収益化が見込めるようになるでしょう。
そもそもタイプビートとは一体何なのかということはこちらの記事で解説していきますので参考にしてみてください。
目次
サンプリングの著作権問題をクリアし、タイプビートを量産する方法①
ビートメーカーの頭を悩ませる、サンプリングの際の著作権問題を解決するのが「Tracklib」というサービスです。
ロック、ブルース、ジャズ、ヒップホップ、エレクトロニックなど様々なジャンルのサンプリングネタとなる実際の曲からサンプリングしたい楽曲を選び、その曲からどれくらいの尺をサンプリングするかを申請、その長さに応じた料金を支払うことでサンプリング許諾を得ることができます。
ご自身の作りたいビートに用いるサンプルのジャンル、楽曲の地域、KEYやBPMも絞って検索することができるので、単純にサンプル探しの幅が広がるのが特長です。
更には「ベースだけ」や「ドラムだけ」といったデータごとでもサンプルをダウンロードできるサンプルがあるので、使い勝手が非常に良いです。
サンプリングの著作権問題をクリアし、タイプビートを量産する方法②
サンプルを聞いた時、どのようにサンプリングを行うか具体的にその場でイメージできた方がいいですよね。
そこで便利なのが特定のサンプルの部分をループできる「ループ機能」とそのループに様々なジャンルのドラムズサンプルが被せて流せる機能があります。
さらにテンポも変えられ、それに応じてサンプルのキーも上下します。
サンプリングの理想型を想像しやすくし、楽曲制作スピードを上げることが可能となるでしょう。
サンプリングの著作権問題をクリアし、タイプビートを量産する方法③
サンプルを使ってビートメークが終わったら、許諾のために申請を行います。
Tracklibでは3種類のライセンス販売を用意しています。カテゴリーA、B、Cの3種類があって、元ネタ曲ごとにカテゴライズされて、例えばカテゴリーCなら1ライセンスごとに50ドル、Bなら500ドルと、自分が購入した曲に応じた権利許諾料を支払う必要があります。
またその際に元ネタ曲のどの部分からどの部分をサンプリングしたかを申請。そして、サンプリング秒数に応じて、ライセンス料を自分がサンプリングしたオリジナル曲の収益から分配するための登録を行う必要があります。
審査が完了して許可がおりるとサンプリングの権利を個人で許諾を取ることができます。日本だとCPRAのような著作権管理団体にサンプリングした曲とそれを使用した自作曲の登録する必要がありますが、許諾の際行うトラックリブのガイドラインに沿って行うことが出来ます。
これらの手続きさえ済んでしまえば、この先、著作権の問題で煩わしいことが起きずに自らの楽曲を安心してリリースすることが可能となります。
ご自身が作った自慢のサンプリングビートをより多くのアーティストに使ってもらう方法
ここまで、著作権問題を解決しやすくする「Tracklib」というサービスをご紹介させて頂きました。
ただ、せっかく作ったビートがどのように売ったらいいかわからず、いつまでも自分のパソコンのファイルに眠っているという事はありませんか。
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TOPLEASEの具体的な利用方法はこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
今回はサンプリングで著作権問題を解決しやすくする「Tracklib」というサービスを紹介しました。
Tracklibの特長である
1. 作りたいビートに適したサンプル選びの行いやすさ
2. サンプリングの理想の形の想像しやすさ
3. 個人でサンプリングの許諾を取れる点
これらの特徴を活かすことで
サンプリングビートの制作に取り組みやすくなればなと思い取り上げさせて頂きました。
作ったビートは決して埋もれる事なく、より多くの人々に届けられるようにするためにも、TOPLEASEにアップロードしていただければと思います。